ゴールデンウィークの一大イベント「相模の大凧まつり」が5月4日、5日に相模川の新磯地区河川敷で開催された。大凧が揚がる様子を一目見ようと2日間で延べ17万人が見物に訪れた。今年の題字は「隼風(はやかぜ)」。
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初日の4日は4会場(新戸・勝坂・下磯部・上磯部)ともに強い風を受け、上磯部の6間凧(10・8m四方)が1時間25分の滞空を記録。4会場中で一番大きい新戸の8間凧(14・5m四方)は1分55秒空を舞った。5日は一転して風が弱く、各会場とも滞空は記録されなかった。同まつり実行委員長の吉澤美芳さんは、「心配していた雨が降らず、大きな怪我もなくて良かった」とまつりを振り返った。
大船渡へ
「相模の大凧」が6月27日に、東日本大震災被災地の岩手県大船渡市に遠征する。両市が宇宙航空研究開発機構(JAXA)の施設を持つ市町の交流組織「銀河連邦」のメンバーという縁から。震災直後より相模の大凧文化保存会に意向があり、現地の状況に鑑(かんが)みて今回、実現に動いた。保存会員40人ほどで「隼風」の4間凧を運び、同市内の盛川(さかりがわ)河川敷で揚げる予定。
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