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多世代が集える場所に 麻溝地区で「みんなの食堂」

社会

公開:2017年9月7日

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多世代でテーブルを囲む
多世代でテーブルを囲む

 多世代が気軽に集える居場所づくりを目的とした新たな企画「あさみぞみんなのコミュニティ」が、8月29日に下溝の特別養護老人ホーム「マナーハウス麻溝台」で初めて開催された。主催は「フードコミュニティ」(中臺(なかだい)博代表)で、麻溝高齢者支援センターや麻溝地区コミュニティ・ソーシャルワーカー(CSW)らが協力している。

 主催の「フードコミュニティ」は、余剰な作物や贈答品などの食料品を集約し、SNSを活用して子ども食堂などへ食材を提供することで、廃棄される食品を減らす活動を行う市民団体。以前からその特性を生かし、色々な世代の人が集える場所で食事を提供する「みんなの食堂」の開設を目指してきた。

 今回の企画はその一歩として、麻溝在住の中臺代表が地域の高齢者支援センターやCSWらに協力を呼びかけて実現したもの。7月から話し合いを重ねる中で「まずは一度やってみよう」と8月の開催を決めた。

 わずか1か月の準備期間ながら、当日は近隣の高齢者や子ども達、施設の入居者ら約40人が参加。青少年指導員、「相模原てらこや」を運営する創志館のメンバーも協力し、レクリエーションも行われた。

 昼食にはカレーと野菜のマリネが提供され、使った野菜や米は全て、地域の農家などの協力で集まったという。キュウリを提供し、催しにも参加した中島ミサさん(94)は「一人でいるより皆で楽しめるのが嬉しいね」と笑顔を見せていた。

 中臺代表は「初めての試みだったが、多くの人の支援で実現できた。継続はもちろん市内に広げることも考えたい」と話している。

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