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相模原市自治会連合会 「住みよい町」 進めた半世紀 市民けん引の活動、次代へ

社会

公開:2018年7月5日

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6月の総会であいさつする坂本会長
6月の総会であいさつする坂本会長

 相模原市自治会連合会(市連)はこのほど、創立50周年を迎える。全国的に少子高齢化による自治会加入世帯の減少が叫ばれる中、坂本堯則会長はこの節目にあたり「今後も『住み続けたい』と思われる地域づくりに尽力したい」と決意を述べた。

 市連は市内各地区の自治会連合会を束ねる組織で、「よりよい生活環境をつくる」をスローガンに1969年に産声を上げた。発足当初は297自治会、11地区の自治会連合会で組織されていた(記念誌参照)。

 同団体では発足以来、「自治は笑顔と協働から」の精神のもと、住みよいまちづくりの推進や市民をけん引すべく様々な活動に取り組んできた。市長らへの市民要望の提言や自治会加入促進などの活動のほか、在日米軍相模総合補給廠の返還運動にも尽力。08年には、旧津久井4町との合併を受け市連と津久井4町の各地区自治会連合会を統合し、現在は22の地区連、592の自治会、17万5238世帯を擁している(17年4月時点)。

 一方で、核家族化や共同住宅の増加、地域の連帯意識の希薄化などから自治会加入率は全国的に減少。本市も市連の発足当初は約85%だった加入率が現在は約54%で、加入率低下への取り組みは喫緊の課題となっている。

 こうした中で、市連では自治会活動の周知や普及啓発にも積極的に取組み、チラシやパンフレットの配布のほか、自治会員専用の割引制度(JichiPass)も導入。自治会加入者が宿泊施設やスポーツ観戦、人間ドッグなどの割引を受けられるもので、さらなる加入促進への効果が期待される。加えて相模女子大学と連携し、ホームページを見やすく刷新するなど、若者の加入に向けた取組も進めている。

記念の自治会大会

 市連では、創立50周年を記念した自治会大会を7月7日(土)に開催する。会場は市民会館(中央区)で午後1時30分から。当日は2部制で、第1部は相模原市民吹奏楽団を招いた祝賀演奏、第2部は会長あいさつや、地域活動功労者への感謝状贈呈などが予定されている。問合せは同事務局【電話】042・753・4319へ。

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