台湾で8月に開催された12歳以下の選手による野球大会「第10回BFA U12アジア選手権」に日本代表として出場し、3位入賞に貢献した大野小学校6年の牧原賢汰君が20日、市役所を訪れて野村謙一教育長に大会の結果を報告した。
同選手権には、開催国のチャイニーズ・タイペイをはじめ、8か国が出場。4チームずつ2グループに分かれ、予選リーグが行われた。元巨人の選手で野球解説者の仁志敏久監督が率いる日本代表は予選を2位で通過しスーパーラウンドに進むも、1勝2敗の成績で3位決定戦へ。そこでパキスタンに10-0で圧勝し、銅メダルを獲得した。
今回の12歳以下日本代表は15人。日本全国から寄せられた動画審査や選考試合を経て、最終的に選ばれた。神奈川県から唯一選出された牧原君は143cm、37kgと代表で最も小柄な内野手。古淵で活動する軟式野球チーム「ひのきビートルズ」に所属し、二塁手、遊撃手、三塁手、捕手など複数のポジションをこなす。「守備には自信があった。選考の中でそこを評価してもらえたので嬉しい」と話す。それでもスーパーラウンドのパキスタン戦ではタイムリーヒットを放つなど、堅実な守備だけでなく打撃でもチームに貢献した。
報告会で今後の目標を聞かれた牧原君は「15歳以下のカテゴリーでも代表になれるように、技術を磨いていきたい」と力強く話していた。
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