来年1月5日から都内で始まる「第71回全日本バレーボール高等学校選手権大会」(春高バレー)出場をかけた地区大会が各地で開かれ、相南の東海大相模高校男子バレー部(三上稔監督)が11月11日の決勝で市立橘を破り、初優勝を果たした。
同校は大会が8月にインターハイと兼ねて「全国高等学校バレーボール選手権大会」として開催されていた2010年以前に、県の第2代表として2回出場したが、1月開催となってからは今回が初めて。さらに初の第1代表の座も勝ち取り、二重の喜びとなった。
難敵2校に勝利
快挙を達成した今大会。同部を12年から指導する三上監督、3年生の石井直斗キャプテンは共に「準決勝がヤマだった」と口を揃える。相手は、6月のインターハイ予選で敗れていた慶応義塾。この試合に25-19、25-20で勝利すると、勢いに乗って同日の決勝、橘戦でもフルセットの接戦を制した。橘には今年3戦して全敗だったという。石井さんは「春高出場を1年間目標にしてきたので、準決勝には絶対勝ちたかった。決勝は気持ちの切り替えが難しかったが、優勝と同じくらい、橘に勝てたことも嬉しかった」と笑顔で振り返った。
ツインタワーに注目
三上監督は本大会に向け「我々はチャレンジャー。まず初戦を切り抜け、上位進出を狙いたい」と話す。チームの武器は「高さを活かした攻撃とブロック」。31人の部員の中で、レギュラーとしてコートに立つ6人の平均身長は185・7cm。中でも2人の「大型新人」、1年生の西山大翔(ひろと)さんと榎本航己さんは共に190cmを越え、世代別の日本代表として国際試合も経験している、注目の逸材だ。
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