還暦迎え 後輩へ記念品 寒川中学校卒業生がクリアファイルを寄贈
45年前の卒業生から後輩へ記念品をプレゼント―。3月18日、寒川中学校1967年度卒業生(第20回生)が寒川神社参集殿で還暦同窓会を行い、これを記念して寒川中学校にクリアファイル1000枚を寄贈した。
3月22日、同窓会代表幹事の三留寿一さん、大川信乃さん、金子由利子さんが同校を訪れ、加藤琢也校長に記念品のクリアファイルを手渡した。
三留さんらによると、1967年当時は45人学級が7クラスあり、卒業生は約300人にのぼる。還暦である60歳を迎え、3人を代表幹事として同窓会を開こうと企画したが、金子さんは「卒業から45年も経っているので、みんなの消息をつかむのにひと苦労でした」と話す。今も寒川に住む人々や親戚などの伝手を辿り、連絡のついた同級生に招待状を送ったところ、当日は町内外から117人が集まったという。
「寄贈は当初から考えていた」という大川さん。同窓会当日、参加者の同意を得て予算の中から記念品を購入した。クリアファイルにあしらわれた『卒業生一同』の文字は、還暦にちなみ赤色で書かれている。
「在校生に使ってもらえれば」と三留さん。同校では、新年度開始後に生徒へ配布する予定だという。
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