一般会計 2億6千万円を補正 9月28日まで寒川町議会
「2012年第2回寒川町議会定例会9月会議」が9月28日(金)まで、26日間の日程で行われている。今会議では一般会計・特別会計補正予算や2011年度の歳入歳出決算、条例の一部改正など14議案が審議される。
一般会計は、9月補正として2億6759万1000円を計上し、総額で131億5064万4000円としている。
歳入の主なものとしては、33年ぶりに交付団体となったことで、国からの地方交付税が6783万5000円、町債(臨時財政対策債など)の2億6613万2000円などが挙げられる。また、財政調整基金の繰入金3億7810万1000円を減額している。
一方、歳出では、臨時財政対策債のうち2億1900万円を財政調整基金の積立金に、クリーンエネルギー活用のための環境衛生事業費に511万8000円、予防接種事業費に1059万円、道路維持補修事業費に3100万円。このほか、2020年度まで建て替え検討が凍結されている旧寒川町公民館について、隣接する小学校の通学路の安全確保のため取り壊しを行うことが決まり、その解体事業費として2755万3000円を計上している。
また、9月会議は前年度の決算について審議される時期でもあり、2011年度の一般会計歳入歳出決算、および国民健康保険事業や後期高齢者医療事業など5特別会計歳入歳出決算が提出されている。
一般質問は9月13日(木)・14日(金)、決算特別委員会は9月19日(水)から25日(火)まで。傍聴は議会事務局で受け付けとなる。
図書館がネットワーク化
今会議には「寒川総合図書館条例の一部改正」についても議案が提出されている。これは現在、南部公民館と北部公民館内にある図書室を、寒川総合図書館の分室とするもの。
総合図書館では南北分室のサテライト化を進めており、10月1日からネットワークでつながるという。これに伴い、各館に配置される端末で3館で所有する全ての書籍などが検索できるほか、1枚の利用券で最寄りの図書館、分室で貸出・返却ができるようになる。
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