左から中川歯科医師会会長、服部茅ヶ崎市長、木村寒川町長、福島敬三茅ヶ崎警察署長
寒川町と茅ヶ崎市、茅ケ崎警察署、（社）茅ヶ崎歯科医師会の４者がこのほど、「災害時における身元不明遺体の身元確認の協力に関する協定」を結んだ＝写真。
同協定は、災害時に多数の死者が生じた際、身元不明遺体の身元確認業務を迅速かつ的確に実施し、遺体を速やかに遺族などに引き渡すことを目的にしている。 協定の締結により、災害発生時に茅ヶ崎市および寒川町は、身元不明遺体の身元確認が必要になった際に歯科医師会や警察署に対し協力を求め、両者はこの要請に応じる。
さらに警察署と歯科医師会は速やかに必要な人員や資機材を確保し、身元確認業務に従事。その際の費用は行政側が負担する。木村俊雄寒川町長は「備えあれば憂いなし。そのような事例が起こらないことを祈ります」と話し、服部信明茅ヶ崎市長は「災害時、かなり混乱が起きる。災害が無いに越したことはないが、事前準備として訓練を重ねることが必要」と話した。また同歯科医師会の中川淳会長は「こんなに早く協定が締結できるとは思っていなかった。４者が揃ったことに感謝します」と話していた。
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