湘南さむかわラジオ開設準備室がインターネットでの試験放送を行いながら、開局に向けての作業を進めている。11月18日(日)の産業まつりにもブースを設けてPRを行うという。
同準備室は「寒川に様々に対応できるラジオを」と4年前から計画を進め、当初はFM放送を行う計画を立てていた。しかし、コミュニティーFMを開局するための予算が5000万円ほどかかり、毎年のランニングコストが2500万円と試算されるなど「現状の寒川では無理だろう」との結論が下され、現時点で可能なインターネットでの開局を目指すこととなった。
同準備室では「日本中の多くの災害が『想定外』という言葉で片付いてしまっています。しかし、少しでも早く住民に危険や事前準備を知らせていれば、という声が多く聞かれます」と話しており、ここ数年の災害多発の時代で、開局を先延ばしすることはできなかったという。「台風の時に防災無線は聞こえません。広域のラジオでは各地区の詳しい情報は得られません」と話している。
10月からは商工会館の一室で試験放送を実施する段階に入っている。2018年末までを試験放送とし、2019年1月から3月末までを本放送準備のプレ放送と位置づけており、現在はテストにテストを重ねている状況だ。
イベントなどを通じて同ラジオの説明も行っており、今月の産業まつりにも出展する。同時にボランティアスタッフも募集している。
詳しくは【携帯電話】090・4962・4720今井さんへ。
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