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おむつ自販機を設置 自治体初 県内で3機目

社会

掲載号:2019年3月8日号

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自販機設置に尽力したキリンビバレッジスタッフとプロジェクトリーダーの細井さん(右)
自販機設置に尽力したキリンビバレッジスタッフとプロジェクトリーダーの細井さん(右)

 シンコースポーツ寒川アリーナ(寒川総合体育館)に2月25日、県内3機目、自治体では初となる紙おむつが購入できる自動販売機が設置された。おむつはパンツタイプで、ウエットティシュも販売される。

 この自動販売機は、特定非営利活動法人こまちぷらす(横浜市/森祐美子代表)とヤマト運輸株式会社神奈川主管支店が協働して展開する「ウェルカムベビープロジェクト」に東京キリンビバレッジサービス(株)と花王(株)などが協力して開発されたもの。

 同プロジェクトのワークショップで「こんなのがあったらいいなあ」という子育て中の父親の声を受けて開発がスタート。県内では2017年3月にイオンスタイル東戸塚店、7月に上大岡の京急百貨店に設置、全国では大阪国際空港や銀座博品館など、民間の商業施設などに約10機が設置されている。

 紙おむつはパンツタイプのMサイズとLサイズ(2枚入り)の2種類で使用後に入れるビニール袋とのセットで200円。おむつ替えの際に使用するウエットティッシュ(10枚入り)は110円で購入できる。

 自販機には「生まれてきてくれてありがとう」の文字と子育てママに向けたメッセージなども加えられている。また、飲み物を購入すると売り上げの一部が同プロジェクトの活動支援金として寄付される。

「さらなる広がりに期待」

 町内の自販機設置に関しては昨夏、キリンビバレッジ湘南工場の大津陽男部長と町産業振興課との会合の中でおむつの自販機が話題に上り、「役場や体育館などに設置されれば、子育て支援に力を注ぐ町との考えに合致するのでは」と同社のグループが参加するプロジェクトを紹介。「担当課や管理職などの理解を得て、約10カ月で設置が実現した。さらなる広がりに期待したい」と大津部長は話した。

 東京キリンビバレッジ(株)鶴見支店の小野寺剛課長は「この自販機は、子育てしている方たちの力になれば、との想いで開発されたもの。ぜひ利用してもらいたい」とし、プロジェクトリーダーを務める細井綾さんは「おむつ自販機があることで子育てママがまちに出る心理的ハードルも下がる。より子育てしやすい地域になれば」と期待を込めた。

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