全町民を対象に1日がかりで運動をして、対戦相手の自治体と参加率を競う『チャレンジデー』が、今年も5月29日に開催される。当日はさむかわ中央公園にある人気施設「バンプトラック」を無料開放するなど催しを企画し、町内32カ所で運動の報告を待つ。
今年のチャレンジデーには全国119自治体が参加する。県内では寒川町のほか座間市や大磯町など10の市町が参加。寒川町は人口約5万3千人の広島県三次市との対戦が決まっている。
チャレンジデーは、笹川スポーツ財団による国内最大規模の住民参加型スポーツイベントで93年に始まった。年齢や性別は問わず、人口規模が同等の自治体の対戦形式で15分以上継続する運動をした住民の数を人口で割った参加率を競う。
対戦前に自治体の首長がテレビ電話などでエール交歓し、当日の敗者は勝者の自治体旗を庁舎のメインポールに1週間掲げて健闘をたたえ交流を深める。
2015年に初参加した寒川町は参加率31%で富山県南砺市に敗れたが、16年は53・2%で奈良県広陵町、17年は65・6%で鹿児島県指宿市、昨年は71・7%で秋田県北秋田市を破りこれまで3連勝している。
今年対戦する三次市はブドウ栽培が盛んな中国地方の中心部にあり、ワイナリー開業などで広島県内陸部を代表する観光都市となった。
13日のエール交歓=写真で増田和俊三次市長は「今回の対戦を機に互いの交流が始まるといいですね」と呼びかけると、木村町長も「ぜひ寒川へいらしてほしい、私もぜひ三次へ行きたい」と述べ健闘を誓った。
当日参加できるイベントは右記のとおりで、他にも個人や団体で15分以上運動した人数を町内各所で報告する。中央公園では日ごろ有料の「バンプトラック」が無料開放され、午後7時に寒川アリーナでフィナーレイベントがある。
問い合わせは【電話】0467・74・1111町健康・スポーツ課へ。
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