寒川町出身で東京五輪BMXレーシングの代表選手に内定した畠山紗英選手(21)を応援しようと、町と建設業協会が図書館裏にスタート練習場を建設している。
畠山さんはこれまでスイスを拠点にしていたが、新型コロナの影響により春に帰国。現在は練習環境を求めて埼玉県の施設まで通っているという。実情を知った町は建設業協会に相談。畠山さんがスイスに戻るまでの仮設練習場を協会と設置することを決めた。
高さ4mで坂の先はアスファルト舗装の道が伸びており、複数の選手でのスタート練習も可能だ。6月下旬から建て始め7月初めにほぼ完成と、建設業協会もチームワークを見せつけた。金子一茂会長(60)は「畠山さんは五輪のさらに先がある選手。町をあげた応援の、一翼を担えたら」と語った。
畠山さんは「スタートはレースにおいて一番重要な部分でもあり現在の私の改善点。地元に作って頂けてとても嬉しい。五輪向けて沢山練習したい」とコメントした。
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