ファミリーサポートセンター 子育て支援し10年 月平均で100件ほどの利用に
寒川町ファミリー・サポート・センター(寒川町岡田7の3の3こすもすの郷3階)が2002年に開設して今年で10年目を迎える。町の委託を受け子どもの一時預かりを支援している同センターの現状を取材した。
「子育て支援は母親支援です。ママがリフレッシュするために利用して欲しい。それが子どものためにもなり、虐待防止などにも繋がっています」と話すのは同センター常勤アドバイザーの栗原リカさん(=中面に人物風土記)だ。
同センターは『育児の援助を受けたい人(おねがい会員)』と『育児の援助を行いたい人(まかせて会員)』で構成されており、生後3ヵ月から小学6年生までの子どもを有償ボランティア制で一時預かりしている。大きな特徴は子どもを預かる場所が主に『まかせて会員』の自宅であること。信頼度の高さが重要となるが、「開設当初は利用者も少なかったですが、現在は月平均100件程度の利用があります」と栗原さんは話す。栗原さんを含む3人のアドバイザーは『おねがい会員』と『まかせて会員』双方の相性を見ながら紹介する役割を担っており、利用の前に行う事前打合せでは、双方に顔合わせをしてもらい、納得した上で利用してもらっているそうだ。
この10年間に会員も増えており、現在は『まかせて会員』が165人、『おねがい会員』は510人、両方に登録している『どっちも会員』は105人いるという。中でも子育てにひと段落ついた50代の女性が多いという。
まかせて会員の募集を兼ねた研修会は年に2回で、今年は2月8日(水)〜10日(金)の3日間で行われる。会場は町民センター展示室で時間は午前9時30分から正午まで。託児あり(先着順)。「1人でも多くの人に来てもらえたら」と話す栗原さん。申込みは同センター【電話】0467・75・7050
|
<PR>
|
|
|
|
|
|