寒川柔友会 2年連続で低学年MVP 佐々木渓伍君の優勝で
4月13日に横浜文化体育館で行われた「スポーツひのまるキッズ関東小学生柔道大会(出場者総数620人)で、寒川柔友会所属の佐々木渓伍君が1年生の部で優勝した。あわせて低学年優秀選手に贈られる神奈川新聞社賞も受賞。昨年の大会でも同会所属選手が同賞を受賞しており、2年連続の快挙となった。
佐々木君はトーナメント形式で5戦全てに勝利したが、最初の2戦は一本勝ち。準々決勝から決勝までは抜群のバランス感覚で相手の攻撃を巧みにかわし、判定勝ちで頂点に立った。「とにかくバランス感覚が鋭い。態勢が崩れても倒れない。持って生まれた天性のものかもしれません」と指導者の三谷健会長。身長121cm、体重22kgと同世代でも小柄だが、体格のハンデをまったく感じさせない強さだという。
柔道歴は4年。同会所属2人の姉に影響され、幼い頃から道場に通い続けた。得意技は「体落とし」。姉の得意技を見よう見まねで身に着けたという。「応援されると頑張れる。勝つとみんな喜んでくれるので嬉しい」と話す佐々木君。取材時には優勝の喜びをとびきりの笑顔で表現してくれたが、試合を振り返る表情は格闘家の鋭い目つきそのもの。試合会場では対戦前から相手選手を圧倒していたという。
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