「生き方」を真正面からテーマとする異色のロングラン映画『降りてゆく生き方』が4月17日(日)、寒川町民センターで上映される。主催は、寒川の町を良くしていこうと活動している『住みよい町・さむかわにする会』。
劇場・テレビ・DVD化なし
武田鉄矢さん主演のこの映画。戦後の日本は物質的・経済的に豊かになる一方、年間3万人を超える自殺者、若年層に広がる凶悪犯罪、環境問題など、逆に数々の問題が山積。こんな時代だからこそ物質から心へ、すべての生命の原点である「いのち」の大切さと、これからの「生き方」を見つめ直す、という内容になっている。
長期上映7年間
原作はなく、「生き方」の実践者のエッセンス、物語、言葉を紡いで脚本をつくりあげた完全オリジナルの作品。無農薬のリンゴ栽培で知られる木村秋則氏も登場する。映画館での上映、DVD販売、テレビ放映は行わず、映画に共感した一般人(映画ビジネスのプロではない人)を中心に7年間も上映が続けられているという。
今回寒川でこの映画を上映しようと決めたのが『住みよい町・さむかわにする会』。同会は一昨年の映画『いのちの作法』上映を機に結成された団体で、昨年も『誰も知らない日系アメリカ人の歴史』『毎日がアルツハイマー』など、寒川で見て、語れて、一緒にまちづくりを考えられるような作品上映、イベント開催を続けている。鈴木茂代表幹事は「1日だけの限定特別上映です。大人の生き方が、子供の未来を変えます。ぜひお誘いあわせの上ご来場下さい」と話している。
当日は午前11時30分と午後4時からの2回。上映の前にナチュラル・ハーモニー代表の河名秀郎さんによる特別講演『自然の野菜は腐らない』も。
前売り好評発売中
入場料は前売り1500円、当日2000円。小中高生は前売り1000円、当日1500円。未就学児は無料。前売り券は、町内のサン建設、巴屋、F,sKitchen、ちづる大楽、INGLESなど12店舗で発売中。問い合わせは同会事務局【携帯電話】080・3082・1057杉山さんまで。
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