神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
寒川版 公開:2016年6月24日 エリアトップへ

無農薬への取組み 着々と 寒川産の風をおこす会

経済

公開:2016年6月24日

  • X
  • LINE
  • hatena
ラッキョウをつけた会のメンバー
ラッキョウをつけた会のメンバー

 寒川産の名産品を創出しようと活動している『寒川産の風をおこす会』が、無農薬野菜の使用・普及活動などを地道に続けている。6月18日は、北公民館で無農薬のラッキョウをつける作業を実施。寒川らしさを追求して、速足ではなくとも、足元を固めている様子だ。

 同会は北公民館の生涯学習の一環として行われているもの。メンバーの平均年齢は高いが「寒川のために」という思いは人一倍だ。

 今回は町内から提供された無農薬のラッキョウをつける作業を行ったが、これまでに無農薬の食材を使った活動で試行錯誤を繰り返してきた。会の発足当初は岡田在住の杉崎秀男さんが生産する無農薬の小麦粉を使ったうどん打ちの会を実施。その畑では、地元・小谷小学校の生徒が麦踏みに参加するなどの地域活動も行っている。「子どもたちに色々なことを体験させることも大事」と同会では話しており、サツマイモづくりなども行っている。

無農薬小麦粉「ヴェルデ」が使用

 また、杉崎さんの小麦粉を町内の飲食店に普及させる活動も行っており、宮山の『ピッツェリア・ヴェルデ』では、この小麦粉で作ったパスタを提供している。当初は1メニューのみの提供だったが、いまでは、写真の「サマートリュフのパスタ」をはじめ手打ちパスタは全て無農薬になっているという。星央海シェフはイタリアへ研修に赴くなど本格的なイタリアンを提供するが、自家製野菜を使用するなどのこだわりも。「地元によいものがあれば、ぜひ使いたい」と話している。

 同会では次回、無農薬で栽培されたむらさきイモのまんじゅう作りなどを計画している。

無農薬の小麦粉を使ったヴェルデのパスタ
無農薬の小麦粉を使ったヴェルデのパスタ

はしもと修一町政報告会を開催

5月12日(日)寒川町南部公民館で10時半〜正午。ご参加無料

<PR>

寒川版のトップニュース最新6

免許返納でタクシー助成

寒川町

免許返納でタクシー助成

社会参加を促進

4月26日

障害のある子どもたちと交流

寒川高校野球部

障害のある子どもたちと交流

「誰にでもやさしく」

4月26日

観光ガイドクラブ発足

観光ガイドクラブ発足

2団体が合併し地域振興

4月12日

ゼロカーボンへ協定

寒川町

ゼロカーボンへ協定

茅ヶ崎市、東京ガスと締結

4月12日

レール脇に案内図設置

西寒川支線廃線跡

レール脇に案内図設置

「貴重な遺産」周知図る

3月29日

パリパラ代表に決定

パラ水泳選手田中映伍さん

パリパラ代表に決定

選考会で派遣基準クリア

3月29日

あっとほーむデスク

  • 2月18日0:00更新

  • 2月4日0:00更新

  • 1月21日0:00更新

寒川版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook