任期満了にともなう寒川町議会議員選挙は2月19日、投開票され、現職14人、新人4人が当選を果たし18人の新しい顔ぶれが揃った。定員5人オーバーという激戦となったが、当落の大勢が判明したのは午後10時30分の2回目の速報というあっけないものに。現職候補は全員が当選を果たすという変動の少ない結果となった。
2回目速報で当落大勢判明開票所レポート
4年前は無投票も予想され、告示日にようやく投票が行われることがわかったほどだった。それに比べ、今回は告示前から5人オーバーの激戦状態に。ところが、投票率は前回を2・35ポイント下回る史上最低の41・92%にとどまる。開票所に集まった人々も意外な数字を話題にしながら、開票の行方を見守っていた。
午後10時1回目の速報は20候補が100票で並んでいる。そして午後10時30分の2回目の開票速報が流され、なんとこの時点で18人が300票で横一列の状態で、下位5候補が300票を割ってしまったのだ。これで確定ということではないが、事実上ここから逆転することはまずあり得ない。
こんなに早く大勢が判明するとは――この時点で開票所から多くの人々が引き上げていったことは言うまでもない。
こうなると興味の行方は、トップ当選が誰になるかということ。前回は佐藤一夫陣営がトップだったが、今回は午後11時の3回目の速報時点で黒澤、関口、杉崎、柳下、斎藤、佐藤一、太田の7陣営が950票で並んでいる。そして、次の午後11時30分4回目の速報で杉崎陣営が1400票で一歩抜け出した。開票率95・72%、この時点でほぼすべてが決した。
当選した18人は、2月27日(月)の全員協議会に臨み、翌月から寒川町議会第2回定例会3月会議が始まる。
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