一之宮八幡大神の屋台巡行が8月5日(土)、午後8時30分頃松戸橋付近で行われる。例祭の宵宮の神賑行事として100年の歴史があり、寒川町指定重要文化財に指定されている。屋台はやしに木遣りの歌で盛り上げる。
8月の第1土曜日の午後7時30分頃、町内3ヵ所に分かれていた3基の屋台(宿・東町、北町、西町)が威勢のよい掛け声とともに松戸橋を目指す。明治時代初期から行われている伝統行事で、3台が揃ったところで見どころを迎える。
屋台にはハンドルもブレーキも搭載しておらず、てこ棒を使って操作し、特に90度以上向きを変えるときが最高の見どころ。屋台側面の梁の下側にてこ棒を入れて屋台を傾け、さらにチャンギリ台という木の台を屋台下の中心にすべり込ませ、屋台全体を浮かせて回転させる。重さ2トンを超える屋台が、何回か同じ動作を続けてようやく向きを変える様子は迫力満点だ。獅子舞など様々な出し物も。
これに先立ち、7月28日(金)には、一之宮八幡大神屋台神振行事保存会会長の本郷正明氏がNHK―FM「お昼前のお知らせ」に電話出演し、見どころなど行事のPRを行う。
問合せは寒川町観光協会【電話】0467・75・9051へ。
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