日曜日・祝日に寒川町内の医療機関で担ってきた休日・夜間救急診療が4月1日から茅ヶ崎市のイオン茅ヶ崎中央店(旧ジャスコ)北側に移転した茅ヶ崎市救急医療センターでの診療となり、平日・土曜日の夜間も受診できるようになった。
3階建ての新施設には、休日・夜間急患センター機能として1階に医科と調剤薬局、2階に歯科を配置。これまで共通だった歯科と医科の待合スペースを別の階に分離し、1階入口近くの場所にインフルエンザなどの感染症患者に対応する専用の待合室と診療室を新設した。
また、段差をなくすなどしてバリアフリーにも対応。子どもの急患も多いことから、1階にキッズスペースが確保されている。旧施設では溢れることもあった駐車場が、これまでの15台から44台に増加。茅ヶ崎市地域保健課は「茅ヶ崎市の中心部に移転し、施設内も含めて利便性が向上した」と話している。
災害時の連携強化
新たな施設には、茅ヶ崎医師会、茅ヶ崎歯科医師会、茅ヶ崎寒川薬剤師会の事務所が集約され、災害時における医療救護活動の連携強化を図る。3日分相当の水源(受水槽)と電源(自家発電機)も備えた。
診療日は日曜日、祝日、年末年始(12月29日から1月3日、歯科は4日まで)で午前9時から正午、午後1時から5時(内科、小児科、外科、歯科、調剤薬局)、午後5時から11時(内科、調剤薬局)、平日(月曜日から金曜日)・土曜日夜間の診療は午後8時から11時(内科、小児科、調剤薬局)となる。
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