東国原英夫前宮崎県知事を招いた特別講演会『どげんかせんといかん!〜混迷の時代を生き抜く人間力〜』が9日、市民会館で行われた。
当日は約1200人が来場し、会場はほぼ満席に。講演会を主催した公益社団法人相模原青年会議所の森正雄理事長が主催者を代表しあいさつを述べると、大きな拍手とともに東国原氏が壇上に立った。
「根本から変えないと」
講演は自身の学生時代の話からスタート。高校時代から「お笑い芸人と政治家になりたい」という夢を持っていたこと、ビートたけしに弟子入りしたエピソードなどを、ジョーク混じりに話すと会場は笑いの渦に。ユーモアある展開の中にも「夢はがんばれば叶うと考える」「なんでもチャレンジ」「壁にぶつかった時にどうするか」といった金言も織り交ぜ、抑揚をつけた話術に会場は一気に吸い込まれていった。
そして、県知事時代の話になると雇用や経済が県政の機軸というスタンスを示し、観光や県のブランド品をうまくPRすることで県民や議会の理解を得ていったことを振り返り、話は口蹄疫被害へ。非常時ですら二重、三重行政になる国の構造に対して「根本から変えないといけない」と苦言を呈した。
講演の後には質疑応答の時間も設けられ、東北の復興について施策を求められると、「東北に復興庁を置くべき。実情に合わせてやらないと」と話していた。
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