「レコ祭」でグランプリ 市内在住の小林さん 作詞で評価
全国での活躍をめざす音楽家たちの登竜門「全国レコーディング歌謡祭」(以下レコ祭)が3月都内で行われ、「君のいないクリスマス」を作詞した市内在住の小林文代さん(ペンネームfuu)がポップス作家部門でグランプリに輝いた。
小林さんはプロの作詞家でありながら、市内病院に勤務する看護師という異色の経歴を持つ。16年前、作曲家の故・吉田正氏との出会いを契機に作詞活動を開始した。
今回受賞したのは、1996年の音楽コンテストで作詞優秀賞を獲得した際の作品。若手歌手の佐野元保さんが、曲にこの詞を付けて歌いたいと申し出たことから、レコ祭への出品が叶った。グランプリ発表の瞬間、自身の名が告げられると、小林さんは驚きを隠せない様子だったという。
受賞の知らせを受け、周囲は祝福ムード。勤務する病院でも「早くCDが欲しい」との声も。小林さんは今後について「日本のクオリティを保ちながら日本の言葉で大人の愛を書きたい」とし、「目標は紅白です」と抱負を述べた。
受賞した「君のいないクリスマス」はUPCレコードから発売中。
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