日本ラグビー界の最高峰・トップリーグの下部にあたるトップイーストを全勝で制した昨季。大きな期待を背に入替戦に挑んだ三菱重工だったが、コカ・コーラに逆転負けを喫し昇格の二文字はその手からこぼれ落ちた。あの悔しさから一年。リーグ優勝を至上命題に掲げた2014シーズンは、まさに王者の貫禄をまざまざと見せつけた一年だった。
世界的ビッグスターである元ウェールズ代表WTBのシェーン・ウィリアムズ選手ら主力が揃って残留し、加えて、昨年史上初の大学選手権5連覇を成し遂げた帝京大出身の竹井勝彦選手など新戦力6人が加わり、メンバーに厚みが増した今季。必然ファンの期待値は高く、開幕戦は多くの観衆で埋め尽くされた。三菱重工はそれに応えるように初陣を飾ると、その後も順調に白星を積み重ねる。第7節で栗田工業との全勝対決を制すと、勢いはさらに加速。リーグ優勝が懸かった最終節でも、昨季3位の釜石相手に王者の底力を見せ、全勝で2季連続3度目の優勝を成し遂げた。
トップイーストの絶対王者が挑む次なる舞台は、昨季苦杯をなめた来年1月の入替戦。初戦の相手は九州リーグ王者。今季限りでのウィリアムズ選手の退団もささやかれる中、チーム一丸で2006年以来8年ぶりの悲願を叶えたい。
さがみはら中央区版のローカルニュース最新6件
「念願」給食室が完成4月26日 |
|
駐車場がない!衣料店が解決4月25日 |
|
変わりゆく花火大会4月25日 |
|
|
<PR>