中央区東淵野辺の特別養護老人ホーム「大野北誠心園」で2月23日、栃木県日光市でそば店を経営する半田耕一さんと我妻一義さんによるそば打ちが披露され、入居者に手打ちそばが振る舞われた。
今回の企画は同施設が昨年12月に開所したことを受け、「引っ越しとお祝いの意味を込めて実施した」と我妻さん。日光市の系列園では、半田さんの母親が入居しており、定期的にそば打ちを行っているという。
そば打ちでは普段店で使用している日光産のそば粉やツユを持参。そば粉から生地をまとめ、のし棒で伸ばし、均等に切る職人技を披露し、入居者を楽しませた。
そば打ちが趣味だったという入居者の小谷徳江さん(88)は「ツルツルしてコシがあり、美味しいおそばでした」と笑顔。普段はそばが苦手という入居者の女性も「こんなに美味しく頂けたのは初めて」と話した。
同園を運営する社会福祉法人三光会の松田圭助理事長は「日光の施設が入居者やその家族と良い関係を築けているからこそ、今回のそば打ちが実現しました。大野北誠心園でも、同様に地域密着で運営していきたい」と話した。
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