チームをリーグ連覇へ導いた高岩映善監督が退任した今シーズン。長年チームを支えた元世界最優秀選手のシェーン・ウィリアムズや安藤栄次主将ら中心選手も相次いで現役引退を表明するなど、チームは変革期を迎えた。
至上命題であるリーグ3連覇とトップリーグ昇格へ向け、三菱重工は補強の目玉として、トップリーグのサントリーから元代表選手のニコラス・ライアン選手を獲得。監督には、FWコーチ兼アナリストとして選手の信頼も厚かった佐藤喬輔氏を新たに据え、「TNT(チームのために)」をスローガンに始動した。
そして迎えた新シーズン。無敗でリーグを連覇している絶対王者は、開幕戦こそ日本IBMに苦しめられるも、その後はスピード感溢れるラグビーと積極的なディフェンス力で安定した戦いを披露。第5節で昨季4位の日野自動車を下すと勢いはさらに加速し、セコム戦では55対0で相手を完封するなど力の差を見せつけた。最終節の釜石との無敗対決にも、計9トライで圧勝。3季連続4度目の優勝を果たし、「トップイーストリーグに敵なし」を改めて証明した。今季はニコラス選手やパトリス・オリビエ選手などがレギュラー入りするなど、新戦力の活躍も光ったシーズンだった。
3年連続となるトップリーグ昇格をかけた入替戦へ向け、機は熟した。来年1月、運命の一戦が九州を舞台に幕を開ける。2006年以来9年ぶりの悲願へ、もう悔し涙はいらない。
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