公益社団法人相模原法人会大野中第一地区(小池重憲地区長)は2日、大野台第一自治会館(南区)で「首都直下型地震における相模原市の危機管理」をテーマにセミナーを開催した。
当日は、陸上自衛隊第4施設群本部第3科長で3等陸佐の瀧口裕英氏が講師となり、首都直下地震発生を想定した際の防衛省の役割、自衛隊の任務や行動を中心に講演。災害規模を予測した上での部隊派遣、不足した際の増援部隊の流れなどを瀧口氏が解説した後、昨年の関東・東北豪雨や今年の熊本地震での災害派遣で実施した活動について紹介した。その上で、相模原市の危機管理について市の取り組みを検証し、市民一人ひとりができる災害時の防衛策に話が及ぶと、参加者は真剣な表情で聞き入り、備えの必要性を再確認していた。瀧口氏は災害派遣など部隊の増強が必要なことから、自衛官の確保のため、候補生がさらに必要との認識も示した。
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