クリスマスシーズンを盛り上げる「イルミネーション」。通常、駅や商業施設に施されていることが多いが、区内には「孫のために」と始めた装飾がいつしか地域住民にとっての冬の風物詩になっている「名物イルミ」がある。
淵野辺にある青山学院大学相模原キャンパスの正門を真っ直ぐ進むと、突如として雪だるまにトナカイ、サンタクロースといった「冬の主役たち」が勢ぞろいした遊園地を思わせる光の装飾が施された家が現われる。この家の家主は鈴木正和さん(61)。「孫に喜んで欲しい」との思いで、8年前から自宅にイルミネーションを飾り始めた。当初は室内に簡単な装飾を施す程度だったが、孫たちの喜ぶ姿が嬉しくなり、「年々規模が大きくなっていった」と話す。今では自宅側面や駐車場までもが煌びやかな電飾で覆われ、道行く人々は足を止め、その幻想的な雰囲気にしばし浸っていく。
最近では、近隣の人々から「楽しみにしているよ」「いつからやるの」といった声を掛けられるようになり、「やめられなくなってきてしまった」と笑顔を見せる。今年は12月25日まで光を灯し、翌26日には撤去する予定。鈴木さんは「体力が続く65歳頃までは続けていきたい」と話した。
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