高齢者や障害者ら、手足の不自由な人などに代わり必要な生活支援を行う小型ロボット「HSR」の実証実験が23日、田名の特別養護老人ホーム・縁JOYで行われた。
市では以前より、生産性の向上や競争力の強化、労働者不足の解消などを目的に、市内における産業用ロボットの導入支援に注力している。このほど、トヨタ自動車が開発、玉川大学チームが研究する生活支援ロボット「HSR」の福祉施設での利用を図るため、同施設を運営する社会福祉法人相模福祉村の赤間源太郎理事長に協力を依頼。赤間理事長側もこれに快諾したことで実施に至った。
当日は、施設内の一部を会場に実験。研究チームにより起動後、HSRはアームを伸ばし、自動で棚に置かれていたペットボトルを掴み上げた。その後、障害物を検出しながら、認識機能で人のいる位置まで移動。「物を運ぶ」機能を実証した。
赤間理事長は「福祉業界は人材不足。これからも力を頂きながら、利用者が安心して暮らせる環境づくりに注力したい」と話した。
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