横山公民館主催による「暮らしに役立つ講座」が10日、同館で開催され、相模原市薬剤師会の菅野宏一さんが「くすりの正しい使い方とセルフメディケーション」と題し、出前講座を行った。
菅野さんは最初に、スイッチOTC医薬品(主な医薬品のうち、医療用から転用されたもの)を購入した際、その購入費用が一定額を超えると所得控除を受けることができるセルフメディケーション税制について解説。対象となる具体的な医薬品を挙げながら説明した。併せて、薬の使い方に決まりがある理由や副作用についても言及し、薬の適正使用を呼びかけた。
同会では、地域や学校での出前講座などを通して、薬の適正使用の促進や薬物乱用防止に向けた啓発に力を入れている。
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