各地で水難事故が相次ぐ中、日本赤十字社神奈川県支部はこのほど、おぼれた人を助けるための手順や、方法などの実演を江の島ヨットハーバーで行った。
実演の前に、同支部の水上安全法指導員が「おぼれている人を助けるために水に入った人が亡くなるケースが多い。どんなに泳ぎに自信があっても、1人で水に入って救助することは危険。陸から助ける方法をぜひ知ってほしい」と説明。まずおぼれている人を発見したら、【1】119番通報と協力者を得る、【2】水に入らずおぼれている人に「落ち着いて」などと声をかけ、おぼれている人に仰向けになるなどして浮き身を取らせる、【3】ペットボトルやサッカーボール、ごみ袋、クーラーボックスなど浮くものを投げる、【4】棒やロープ、傘などを使い、おぼれている人につかんでもらい、救助する、の順番に実演した。
おぼれた場合については、▼両手は大きくバンザイの姿勢に、▼目線は後頭部を見るようなイメージで上に、▼お腹を持ち上げる、などと説明。同支部は、「水に落ちてもパニックにならないことが大事。服や靴などふだん身につけているものが浮くのを助けてくれるので、慌てなければ浮くということを知ってほしい」と話した。
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