御所見市民センターで19日、御所見地区防災組織連絡協議会と藤沢市との災害協定締結式が行われ、同センターの女子トイレに生理用ナプキン自動販売機が設置された。
これは22年度の事業アイデア提案制度により、同センターに勤務する加藤寛子さんの発案から誕生。同年度の事業化は初。
加藤さんは「同地区周辺にスーパーなどが少なく混雑する」「物資の輸送に時間がかかる」などの災害時に起こりうる状況を想定し、遠藤市民センターの山口友萌子(ともこ)さんと協力してライフサポートプロジェクトを立ち上げた。東日本大震災前の昨年7月から、業者の選定や交渉などを始め、今年5月に自動販売サービス(株)を訪問し、了承を得た。
当日は、同社から4台の自販機が寄贈。遠藤市民センターなどにも置かれる予定だ。加藤さんは「センター内にもナプキンを保管し、もしもに備えることで、市民に安心感を持ってもらいたい」と話した。
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