黒岩祐治神奈川県知事の講演会「黒岩知事を囲む藤沢市民の集い」が10日、藤沢産業センターで行われ、黒岩知事は「自然エネルギーによる発電、エネルギーの地産地消」を訴えた。
講演会は、藤沢商工会議所田中正明会頭を中心とした「市民の集い」発起人９人が集まり、開催したもの。
黒岩知事は自身の家族が藤沢に住んでいたこと、兄弟が本町小学校出身だったことなど、藤沢との縁に触れながら、３月11日の東日本大震災から神奈川県知事選挙、10月の神奈川県議会までのエネルギー政策について語った。
原発については「現状は依存しすぎ。少しずつ脱していくことが必要」と話し、日刊紙が報じた「公約撤回」には、予算委員会後の記者との懇談でのことで、撤回ではないとし「やられたと思った。自分もやったことがあるが」と語った。
また、自然再生エネルギーには「本当に革命が始まったと思っている。県内経済の成長エンジンになる」と可能性を話した。
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