藤沢市建設業協会 津波ステッカー貼り替え 意識向上のため1700枚
(一社)藤沢市建設業協会(綾久会長)は11月16日、藤沢市観光センター脇で標高表示ステッカー貼り替え・補修の開始式(=写真)を行った。
同協会では2011年10月、津波に対する意識を高めようと、JR東海道線以南の片瀬・鵠沼・辻堂地区にステッカーを貼付。直射日光や風雨で劣化が進んだことや、国の方針に合わせて「海抜」から「標高」表示に変更したことを受けて、今回張り替えを実施することになった。
開始式で綾会長は、「地震や大雨、暴風、積雪から市民を守るのが地元業者の使命。我々の活動が少しでも住民の安心感につながれば」とあいさつ。その後、同協会のメンバー約50人をはじめ、応援に駆け付けた石井恒男藤沢副市長らが、9班に分かれてステッカーの張り替え・補修作業を行った。子どもでも見やすいよう、カーブミラーの地上1mの高さに貼付された。
既存のステッカーの上から添付できるよう、ひと回り大きくなった新ステッカー。海岸からの直線距離と標高が表記されているほか、劣化を防ぐために、ラミネート加工されており、設置作業や費用はすべて同協会が負担している。
会員らが手分けし、11月末をめどに1700カ所へ設置するという。
|
<PR>
|
|
|
|
|
|