まるたごや 子供の家第1号が30周年 記念イベントに200人
藤沢市の子供の家第1号として建設された湘南台子供の家が開設30周年を迎え、5月24日に記念イベント「まるたごやまつり」を行った。
イベントには開設当時、スタッフをしていた森清子さん(76)と湘南台小学校6年生だった田中真紀子さん(42)が、運営者と利用者の代表として出席。集まった子どもたちの前でくす玉を割り節目を祝った。
この日は、約200人の子どもたちが施設を訪れ、ダーツや輪投げなどの遊びを楽しんだ。子どもたちには、30周年を記念したワッペンも手渡された。
利用者代表を務めた田中さんは「ここには卓球台があったので、よく友達と遊びに来た」と思い出を語り、「今は、自分の子どもと一緒に遊びに来ている。親子2代で利用している」と話した。
珍しいロッジ風
「まるたごや」の愛称で親しまれている同施設は、1984年4月に開設。地元青少年関係団体や自治会の代表者が建設委員会を組織し、あまり例のない楽しい遊び場にしようと内部構造や遊具などが選ばれた。
現在、運営委員長を務める金子健治さん(73)は当時、市広報課に勤務、施設着工の記事を広報に掲載している。「第1号が湘南台にできるということで、記事にした。自然素材を活かしたロッジ風の建物は珍しかった」と振り返る。「木の色味が濃くなり、30年の月日の流れを感じる。これからも、地域の子どもたちが安心して安全に遊べるように努力したい」と抱負を語った。
2013年度、同施設は1万7581人が利用している。
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