第3日曜日の午前中から昼下がり。湘南工科大向かいのムギナミベーカリー前に、主婦やファミリー層が続々と集まってくる。お目当ては、「辻堂ローカルマーケット」だ。小ぢんまりとした敷地では、来場者が肩を寄せ合って食べたり、買ったり、作ったり―。
場所を提供する同店の青木智和さんは「『楽しくやろうよ』がモットー。楽しくやっていれば、盛り上がるし、お客さんも喜んでくれる」と笑顔で語る。
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辻堂ローカルマーケットは、2013年5月から毎月第3日曜日に開かれている朝市。同所で開催されていた「辻波朝市」(08〜10年)をベースに、有志で実行委員会を立ち上げて現在のスタイルを確立した。
会場には辻堂を中心に、藤沢や茅ヶ崎の店主によるパンやはちみつ、カレーなどの飲食ワゴンから、生花や野菜、雑貨、アクセサリーを販売するテントが並ぶ。またビーチグラスやアロマを使ったワークショップなど、子どもから大人まで楽しめる催しも。「ここをきっかけに後日、店に足を運んでくれるケースも多い。それぞれの店のお客さんが、別の店の新たなお客さんになって好循環」と実行委員のメンバーら。また、来場者からも「こんなお店があったんだという発見が毎回ある」と評判も上々だ。
開催予告や内容は、フェイスブック(Tsujido Local M
arketで検索)で確認できる。
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