フェンシングの関東高校選抜大会が1月28、29日の2日間、駒沢オリンピック公園総合運動場で開かれ、湘南高校が女子エペで準優勝を飾り、全国大会への切符を手に入れた。
1都7県の予選を勝ち抜いた代表校8校が全国出場権を賭け熱戦を繰り広げた同大会。試合は学校対抗のトーナメント方式で、1チーム5人、試合は3人の総当たり戦で争われた。
湘南高校は、昨年11月に行われた県予選で優勝し県
代表として出場。2年生の市川万里子さん、吉江知織さん、嶋田すずさんを中心に、1年生の白坂優奈さん、井上陽恵さんがサポート役を務め、チーム力を武器に臨んだ。
一番の難関は初戦の慶應女子高(東京都)戦だったという。対戦チームには日本代表にも選ばれた選手が所属。「戦う前から緊張して、思うように動けなかった」と苦戦するが、43対41の2ポイント差で辛くも勝利を収めた。続く準決勝は緑岡高(茨城県)に45対28で勝利。決勝戦では沼田女子高(群馬県)に惜しくも2ポイント差で敗れたが、関東大会準優勝で全国への出場を決めた。
選手は「全国へ出場できるのは嬉しいけど、優勝できなかった悔しさがある。大会まで練習して試合に挑みたい」と話した。
全国大会は3月18日(土)から、山梨県甲府市の会場で開かれる。
チームの5人は全員、高校からフェンシングを始めた選手。中学時代に陸上やバドミントンをやっていたが、「かっこいい」とフェンシング部へ入部を決めたという。選手にとって全国大会は憧れの舞台。最高に「かっこいい」姿を全国の舞台で見せてほしい。
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