小学生の卓球・団体戦全国大会「第14回全国ホープス選抜卓球大会」が3月24日から26日まで鳥取県で開かれ、湘南台にある「岸田クラブ」所属の三木隼くん(11)が神奈川県選抜の一員として出場し、準優勝に輝いた。県選抜の同大会での入賞は6年ぶりとなる。
出場チームは小学3年生から6年生の選手5人で編成。神奈川県選抜は3チームで戦う第1ステージを首位通過し、決勝トーナメントに進んだ。その後も大分県選抜、兵庫県選抜、東京都選抜を破り迎えた決勝戦。惜しくも岡山県選抜に敗れたが、準優勝に輝いた。
三木くんは球に回転をかけて打ち、相手のミスを誘うテクニカルな「ドライブマン」というプレースタイル。チームの三番手選手として全6試合に出場し、決勝戦までは全てストレート勝ちで、安定した強さを見せた。決勝戦では前の2選手がストレート負けし、さらに自身の試合では第1セットを先取されるピンチを迎える。その危機的状況から奮起し、3セットを続けてもぎ取って白星を挙げるなど、チームに大きく貢献した。「どのチームも強く、厳しい試合が多かった。決勝戦でチームのストレート負けはどうしても避けたかったので、勝ててうれしかった」と振り返った。神奈川県選抜チームのコーチとして同行した、岸田クラブの岸田晃代表は「強豪が多かったが、神奈川県選抜はチームワークを生かして良い試合ができた」と話した。
湘南台小学校に通う三木くんは現在、岸田クラブで放課後などを使って、ほぼ毎日練習を続けている。憧れはあらゆるポジションから攻撃力のある打球が打てる中国の世界チャンピオン、馬龍選手。今後は5月27日から東京都で行われる「第26回東アジアホープス大会日本代表選考会」に出場し、全国の強豪を相手に東アジア大会への切符をかけて試合に挑む。
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