弥勒寺にある、藤沢マイスター・倉田信彦さんの機械製造などを行う工場で7月29日、家族を対象にした体験イベントが開かれた。
この企画は、工場での作業体験を通じて子どもたちのモノづくりへの関心を高め、家族との触れ合いを深めてもらうために初めて開かれたもの。当日は市内から6家族が参加した。
ラジオ体操で体をほぐした後、フライス盤やリューターといった普段工場で稼働している機械の名前や機能の説明が行われた。また、真鍮製のサイコロの6面に穴を開け、中により小さな穴開きサイコロを作る特殊加工も体験。倉田さんが機械の操作を教えると、子どもたちは保護者の手を借りながら一緒になってサイコロ作りに没頭した。
木村泰晟くん(新林小4年)は「操作が難しかったけど楽しかった」と話した。
倉田さんは「出来上がった時の嬉しそうな子どもたちの表情が印象的。今後は物を見るときに出来上がるまでの過程にも目を向けてほしい」と語った。
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