6月末から茅ヶ崎に1カ月間ホームステイしていたフランスの大学生による日本語スピーチ大会が、7月25日に市内新栄町のいこりあ大会議室で行われた。
ホームステイは、茅ヶ崎市国際交流協会(=IAC・石井武雄理事長)が1999年から毎年受け入れているもので、今年はフランスの国立航空宇宙大学院大学から10人の学生が参加した。参加者は茅ヶ崎市内の一般家庭で生活し、日本語教室や第一中学校・鶴嶺高校・文教大学への訪問などを通じて日本語や日本の文化を学んだ。
全力の発表に拍手
スピーチ大会はホームステイの集大成として毎回開かれているもの。今回もIACのメンバーやホームステイ先のホストファミリーなど約40人が観客となり発表の様子を見守った。
制限時間は1人3分。各人が日本で体験したことや気づいたこと、関係者への感謝などを慣れない日本語を駆使して熱心に語った。セルジャン・マリウスさん(19)は「浜降祭で神輿を担がせてもらい、おみやげに半纏をもらった。お祭りは『クレイジー・ジャパニーズ・フェスティバル』と聞いていたが正しかった」と話し、会場の笑いを誘った。スピーチ後には観客から全員に温かな拍手が送られ、送別会も行われた。学生たちはこの後、長野県の旅館などで研修を受ける。
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