比々多神社(永井治子宮司)で5月17日、18日、日本文化の伝統継承と地域活性の催し「まが玉祭」が開かれた。両日とも晴天に恵まれ2日間で述べ3千人が緑の杜を訪れた。
境内に設けられたステージでは市内外の団体、サークルによる居合抜刀術演武や創作太鼓、歌などが披露された。初日に行われた比々多神社雅楽会による「管弦と舞楽の夕べ」では大勢の観客たちが日本の伝統芸能に酔いしれた。
祭りの名称にもなっているまが玉作りコーナーには2日間で400人が参加。まが玉は旧石器時代から存在し、権力の象徴やお守りとして人々の暮らしに息づいてきたと言われる。
今年4月に結成された「まが玉づくりの会」(飯島是光代表)のメンバーが作り方を指導するなか、集まった親子や小中学生たちは糸ノコギリやヤスリを使って滑石と呼ばれる凝灰岩を削っていった。
今回で3回目の参加という米山隆矢くん(山王中1年)は「完成までに30分くらいかかったけど楽しかった」と振り返り、まが玉の出来については「80点」と笑顔で答えた。飯島代表は「体験を通じて子どもたちに日本の歴史や文化を感じてもらえたと思います」と話していた。
祭りの期間中は、神社の敷地内にある三之宮郷土資料館の特別公開も行われ、重要文化財を見ようと多くの人が来館した。
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