伊勢原市消防団(加藤重治団長)に配備される消防団車両のうち2台がNOx・PM法の有効期間満了日を迎え、2月13日に新型車両に更新された。同日、市消防署南分署で車両引き渡し式と、新車両の取扱説明が行われた。
市消防団は市内在住・在勤者などで組織され、地域の安全・安心を守るために消火活動や災害救助、啓発活動を行っている。市内を6分団27部に分け、346人が在籍。各部ごとに消防団車両が配備されている。
このほど有効期間満了を迎えたのは、伊勢原地区の第1分団第5部と、成瀬地区の第5分団第3部の消防団車両。引き渡し式には加藤団長をはじめ、多数の消防団員が出席した。新たに配備された車両は「小型動力ポンプ付き積載車」と呼ばれるもので、機動力があり一般的に消防団車両として用いられている。
参加した団員らは新型車両の使い方などを入念にチェック。メーカーから消火の核となる小型動力ポンプの使い方を学んだ。第1分団第5部の佐野治之部長(43歳)は「消防車両は出動しないことが一番ですが、万が一の災害のために訓練をしていきたい」と話す。
期間満了の消防車両は国際協力団体を通じ、途上国に寄贈される予定。
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