今井勇太郎さん(藤沢翔陵高校2年)と河田夏帆さん(大和西高校1年)のペア「スマイル」が先月21日、日本テレビ系列で放送された24時間テレビの「ダンス甲子園」決勝に出場し、電話投票2位に輝いた。
ダンス甲子園への出場条件は、高校生であること、2人以上のチームであること、オリジナルパフォーマンスであること。7月中旬に全国各地でオーディションが行われ、300組以上の応募の中から、16組が予選大会へ駒を進めた。
決勝へは、予選を突破した6チームが出場。ユニサイクルスマイル(座間市)に所属する今井さんと河田さんペアの「スマイル」は、一輪車を使った独自のスタイルでのパフォーマンス。4組目に登場し、審査員から「シルク・ド・ソレイユを彷彿させる演技」と評価され、観客や視聴者を魅了した。「1分という短い時間の上、狭いステージで演技しなければいけない。演技構成を考えるのが大変だった」と今井さん。河田さんも「2人でテレビで演技するのは初めてだったので緊張した」と振り返る。オーディション時、一輪車の全国大会と重なってしまい、思うように練習時間が取れなかったというが、本番では、2人で1つの一輪車に乗るという大技を成功させた。「高所恐怖症なので怖かった」と河田さん。今井さんも「(河田さんを)落としちゃいけないという恐怖心があった」と吐露する。この技は今年に入ってから本格的に練習を開始、短期間で仕上げた。
視聴者からの電話投票で優勝が決まるダンス甲子園。投票の結果、投票数2位に輝いた。「1位になれなかったのは悔しいけど、嬉しかった」と2人は声をそろえた。
今後の目標は「一輪車は有名じゃない分、多くの人に見てもらい、魅了できるようになりたい」と今井さん。河田さんも「来年の全国大会優勝を目指したい」と前を見据えた。
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