農業の拡充・活性化を JAさがみ第18回通常総代会を開催
あいさつに立つ長嶋代表
ＪＡさがみ（長嶋喜満代表理事組合長）が５月24日、第18回通常総代会を茅ヶ崎市民文化会館で開催した。さがみ管内の７市１町（藤沢市、茅ヶ崎市、寒川町、綾瀬市、大和市、鎌倉市、座間市、海老名市）から書面議決を含む９２４人の総代が出席。上程された５議案全てが可決された。
今回提出された議案は、平成24年度の事業報告、平成25年度の事業計画の設定、役員報酬の決定、役員の補欠選任、退任理事に対する退任慰労金の贈呈についての５点。全ての議案が慎重に審議され、可決された。
平成24年度、ＪＡさがみは組織基盤の拡充とともに、経営基盤の構築に努めてきた。また、利用者満足度の改善に向けた活動にも着手し、総合経営損益は、税引前当期利益27億１５００万円を計上した。
あいさつに立った長嶋代表理事組合長は、「平成25年度は、協同、共生、参画の理念を踏まえた、第７次３か年計画を樹立し実践に移す年。さがみ農業の確立、組織基盤の拡充、協同活動の活性化、ＪＡ経営の強化を基本目標として掲げた。事業計画の達成への協力をお願いしたい」と話した。
また、今年度の展望として、農家の意向に基づく基本農政の確立を追及するとともに、２年度目を迎える第４次都市農業振興戦略「みどりの仲間プラン」に即し、農業の拡充・活性化に尽力し、農を基軸とする地域協同組合として前進するとした。
当日は、都市農業の振興にすぐれた業績をあげた農業者を選出。高橋當侑さん（藤沢市菖蒲沢）、冨田潔さん（藤沢市遠藤）、比留川正男さん（綾瀬市早川城山）、志澤勝さん（綾瀬市吉岡）の４人を表彰した。
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