藤沢市内の湘南台中学校と善行中学校の2校で11月4日、中学校給食がスタートした。市は2011年に検討会を設置し準備を進め、全校導入に向け2校での試行を決めた。導入初日、生徒らは温かい給食に笑顔で舌鼓を打った。
初日の献立は、ピザ風ハンバーグ、いそべポテト、ごはん、藤沢産の柿、ジュリアンスープ、牛乳。生徒らは「いただきます」の号令のあと、笑顔で料理を口に運んでいた。
生徒からは「ハンバーグが美味しい」「スープが温かくて嬉しい」などの声が上がっていた。
中学校給食は、市の栄養士が献立を作成、食材を選定し、海老名市の(株)山路フードシステムが調理・宅配している。弁当と給食の選択ができる選択制のデリバリー方式で、県内では、愛川町、海老名市、相模原市、逗子市に次いで5例目。専用のランチボックスの蓋の表面には、生徒から募集したイラストが描かれている。初日に給食を食べたのは、湘南台中258人、善行中144人で、その他は弁当を持参した。
市教委によると、給食は地産地消を目指し地場産の食材を毎月33種類以上使用。アレルギーへの対応はされておらず、献立表にアレルゲンを表示し生徒、保護者が選択できるシステムになっている。今後16年3月までを試行期間とし、アンケートなどを実施しながらシステムの改善などを行っていく。
この日、湘南台中学校生徒と一緒に食事をした鈴木恒夫市長は「とてもおいしかった。これなら生徒も満足してもらえると思う」と話した。
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