藤沢市消防局はこのほど、2014年の救急と火災の統計を発表、救急出動件数は前年に比べて469件増加の2万2114件となり、1954(昭和29)年の統計開始以来、最多を記録した。火災発生件数は前年比9件減の101件だった。
救急の状況
過去最多となった救急出動件数。主な事故種別では、急病が最も多く1万4207件で前年より152件増加、全体の64%を占めた。次いで一般負傷が3406件で267件の増、一方で交通事故は1805件で165件の減少となった。
搬送された人員は2万103人で前年比71人の減少となっており、傷病程度別では、重症が1549人、中等症9422人、軽症8869人、死亡262人、その他が1人。
市消防局では救急出動件数の増加について「人口増加に伴う高齢化なども要因のひとつ」とし、今後も件数の増加が見込まれることから平素からの体調管理には注意するよう呼びかけている。
火災の状況
14年の火災発生件数は101件。火災の種別に見ると建物火災が47件で全体の約50%を占めており、車両火災5件、空地、田畑、道路上の物品などその他の火災は前年比12件増となる49件。人口1万人あたりの火災発生件数は2・4件だった。
出火原因は放火が最も多く30件、次いでたばこ14件、こんろ6件と上位は前年と変わっていない。火災による死者は3人、負傷者は20人だった。
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