VOL.103 租税教室の開催について
暖かい春を迎え、新しく小学校に入学した児童の皆さんにも真新しい教科書が配られていることと思います。
この教科書や学校の施設など、児童1人当たり年間で約86万円の教育費が税金で賄われています。したがって、卒業までの6年間では、500万円以上の金額になります。
このようなことを含め、税務署では、次代を担う児童・生徒達に、「税」についての理解を深めてもらうとともに、「税」について考えてもらうことを目的として、講師を各学校に派遣して租税教室を実施しております。
小学6年生向けの租税教室では、「税金は教科書や学校、道路や橋、警察や消防といったみんなの身近なところで使われています。税金は、健康で豊かな暮らしをしていくために、みんなで支え合う社会の『会費』のようなものです」といった説明をしています。
税金の無くなった世界では、街にごみがあふれ、道路を歩くのにも通行料が請求され、橋は壊れたままといった光景が映し出されるDVDも上映します。
租税教室の終了後、児童からは、「税金は身近で大切なものであることが分かった」といった感想が多く寄せられます。
今後とも、租税教室を通じて児童・生徒達に税金の意義や役割を伝えていきたいと考えています。(藤沢税務署税務広報広聴官)
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