今夏に予定されている参院選挙で選挙権が20歳から18歳に引き下げられるのに伴い、藤沢市選挙管理委員会は4月12日、県立清流高校で出前講座を行った。今年度18歳になる3年生239人が選挙の意義や仕組みを学び、市内の高校では初めて模擬投票も行った。
この日は、市選管の横溝慶太主任が講師を務め、選挙の歴史や制度を説明。「世界で最も低い投票年齢の国は」「20代と60代の投票率の差は」などといった質問を出し、会場を沸かせていた。また、20代の投票率の低さも紹介し、若者の意見が選挙に反映されない危険性を指摘して投票に行くことを呼びかけた。
模擬投票では代表の生徒が、受付から記入、投票を体験した。講座を受けた男子生徒は「有権者になるんだと実感がわいた。投票に行きたい」と話していた。
市選管によると、参院選が予定されている7月ごろまでに、市内で約1万人が19歳、18歳となり新たに選挙権を得るという。
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