亀ヶ池八幡宮 初詣に賑わい 三が日で延べ10万人の人出
新春を迎え、上溝に鎮座する亀ヶ池八幡宮では、今年も多くの初詣客で賑わいを見せた。
5箇所ある駐車場はどこも満車となり、御本殿に続く参道は今年も多くの来場者で長蛇の列をつくった。2日に訪れた南橋本在住の親子は「ここへ来るのは家族にとって毎年の恒例行事。今年は私も娘も年女なんです」と大混雑にも笑顔。破魔矢とお守りを購入し、「おみくじは小吉。良い一年になるといいですね」と話してくれた。下溝に住む24歳の男性はゴールド免許証にあやかり、つくられたゴールド神社で神妙に交通安全を祈願した。「昨年、事故など車に関するトラブルが多くて。今年は安全運転で無事故無違反を心掛けたいです」と決意をにじませた。
神奈川県内では唯一、すべての七福神を祭っている同宮。上溝在住の65歳の男性は経営、勤労などの繁栄を司る大黒天を前に祈願。「商売が繁盛するようにと。不景気も長いから神頼みですよ」と苦笑いだった。
同宮によると三が日でお参りに訪れた人は延べ10万人。それぞれの思いを持って平成23年がスタートした。
初詣で賑わう社頭
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アゴラ春号5月3日 |
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