地域活動団体の事業を支援しようと昨年度から始まった市の地域活性化事業交付金制度を有効活用するため、清新地区では「まちおこし運動」と銘を打ち、事業を行う地区内の団体を募っている。
この運動の目的は、地域のニーズを吸い上げ、住民全体で地区を盛り上げていくこと。地区内のまちづくり会議の役員らで事業を決めずに、住民の声を拾うねらいもある。参加条件を満たす10人以上の各種団体が、考案した事業を担当の役員の前でプレゼンテーション(6月9日(木)に実施)。採用されると、交付金が得られる仕組みになっている。こうした取り組みを行っている地区は、区内で他にない。
清新地区では早速パンフレットを作成し、3月から今月10日までの期間で事業を募集した。これまでのところ、6つの事業の申請があったという。区は、こうした地域を盛り上げる試みが、清新地区以外へも波及していけばと、期待を寄せている。
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