被災地の子どもたちが学用品に困らずに学校生活を送れるようにと、相模原市立小中学校PTA連絡協議会(柴田正隆会長)はこのほど、ランドセルや文房具などを集める「ランドセルプロジェクト」を実施した。今月15日(日)には大船渡市を中心に、東北地方の被災地に向けて発送する。
鉛筆は9万本
今回集まったのは、ランドセル4000個に鉛筆約9万本などで、市内全域から寄せられたという。集められた文房具類は、市PTAの役員や子どもたちによって先月23日から5回に渡り仕分けが進められた。作業は連休中も行われ、梱包なども含めて、1日約8時間ほどかけて行った。鉛筆やシャープペンシルに激励のメッセージを貼り付けたものも多数見受けられた。
被災地では、文房具や事務用品がいまだ不足しており、先月も相模原市事務用品協同組合が、大船渡市内の幼稚園や小学校にスケッチブックなどを提供したばかり。仕分け作業に関わった役員の一人は「私たちは祈ることしかできない。子どもたちに元気になってほしい。復興のカギを握っているのは、子どもたちなので」と話し、汗を流していた。
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