政令市移行にともない中央区が誕生した昨年度、区内9地区では、地域が抱える課題を解決し、まちづくりを推進する事業に対して、それぞれ300万円を上限に支給される地域活性化事業交付金を利用した多くの事業が行われた。そこで、1年間の実施期間を終えた先月末、この交付金を活用した事業の報告会がけやき会館で開催された。
当日は約90人が参加。地区ごとに、交付金活用事業を1つずつピックアップし、内容や成果、今後の課題などを発表した。他地区の取り組みは知られていないことも多く、その事業に携わった関係者から直接話を聞けた点で、「良い報告会になったのでは」と区地域政策課では話す。参加者からは「似たような事業もあったが、考え方や方法は地区によって異なる。地区ごとに工夫されていると感じられた」などの声が聞かれた。
新展開を期待
今年度の交付金活用事業の申請は、すでにスタート。「今回の報告会が良い刺激となって、まちづくりに向けた新しい展開につながれば」と同課では期待を寄せる。同時に、参加したのは関係者がほとんどだったことから、「さらにより多くの人に事業を紹介していく必要もある」と今後の反省点も話していた。
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